豊橋の農業の歴史を紹介しています。


由来と栽培の変遷
  いちじくはアラビア地方が原産のクワ科の落葉小高木で、日本には江戸時代に入ってきました。昔は家の庭先などにあり、非常に身近な果物でした。品種は多く世界的には100種を超えるほど品種が多い果物です。
無花果と書いて「いちじく」と読みますが、葉のつけ根にできる小さな果実の内面に無数の花 を蓄えているのです。花は外からは見えないだけなのです。
  いちじくには、幼果のまま越冬して翌年の7月頃に熟す夏果と、春に出た新らしい枝に果実がついて、秋に成熟する秋果があります。日本ではほとんど秋果です。
 いちじくは酵素が多いので消化を助け、のどの痛みを直します。また実を1日に3〜4個食べると便秘・痔が治ると言われています。

豊橋のいちじく生産状況 (愛知県は作付け面積と生産高が全国1位の「いちじく王国」です)
 農業算出額  1億0千万円 (平成13年全国第18位)
 栽培面積   7ヘクタール
 総生産高   154トン 

JA豊橋 出荷期間
単位:トン
5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 2月 3月
18 25 26 30 14  

JA豊橋 いちじくの販売高の推移

11年度 12年度 13年度 14年度 15年度
39百万円 52百万円 70百万円 83百万円 88百万円

植物的特長
 葉は大きく落葉します。花らしい花はなく、実の内面に無数の花をつける独特な食物です。外から花が見えないため、漢字で書くと無花果でいちじくと読みます。また、日本のいちじくは雌花だけなので種も出来ない不思議な植物といえます。実や葉を折ると折口からベたべたした白い液が出ます。

栄養価
 ビタミンA・B1・B2・C・ナイアシン、カリウム、カルシウム。フイシンというたんばく質分解酵素をはじめとして酵素が多いです。

美味しい食べ方
 食べる1〜2時間前に、冷蔵庫で冷やすとより美味しく食べられます。