| バラ科ナシ属の落葉高木。日本ナシのほかに、中国ナシと西洋ナシがあります。
日本ナシは、日本の気候風土によく合い、九州から北海道まで広く栽培されています。日本ヤマナシの改良種で8世紀頃の書物に栽培の記録があるが、盛んになったのは明治以降、特に長十郎、二十世紀などの品種がでてからです。
中国ナシは日本ではあまり普及せず、岡山県、長野県でわずかに栽培されているだけです。
西洋ナシは有史以前からヨーロッパ中東部で栽培されていました。木のうえでは成熟しないため、未熟果を収穫して追熟させて甘味と香りを出す方法がとられています。現在は山形、青森、長野、秋田など夏に雨の少ない地方で栽培されています。
豊橋市では明治末頃から牛川町、新栄町、 大正元年から小島町で長十郎を主体に栽培されていました。昭和30年から40年にかけて、長十郎、石井早生等を主体に増殖がされ、集団産地が形成されました。昭和50年代に幸水、豊水等への品種更新が行われています。
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