豊橋の農業の歴史を紹介しています。


由来と栽培の変遷
 メロンの原産地は北アメリカとインドとされ、日本で栽培されるメロン類はすべて外国から伝来したもので、東洋の変種であり、インド原産のものが中国を経て導入されたと考えられています。
 日本においては高温多湿の気候風土に適応した多くの品種が栽培されています。
 昭和30年代の農業用プラスチックの利用により導入され、、特にビニールトンネル・ハウスが普及するにつれて昭和30年代後半に栽培面積が拡大しました。
 豊橋では当初、プリンスメロンの栽培が主体でありましたが、新しい品種の出現、一部ハウスの利用による作型の分化、消費者ニーズの変化などから品種変遷が大きく、乱立が激しい作物です。
 現在、JA豊橋ではノーネットメロン黄系のエスパ、白系のホームランスター、青肉系ネットメロンのアンデス、タカミ、キングビューティー、赤肉系ネットメロンのクインシーが主力品種として栽培されています。

豊橋のメロン生産状況(温室・露地を合わせて)
 農業算出額  16億2千万円 (平成14年全国第14位)
 栽培面積   213ヘクタール (露地 155ha)
 総生産高   4,420トン   ( 〃 2,740トン)

JA豊橋 出荷期間
単位:トン
種   類 5月 6月 7月 11月
ノーネット白系
 
ノーネット黄系 11  
  青肉系ネット
16
 
  赤肉系ネット
 

JA豊橋 露地メロンの販売高の推移

11年度 12年度 13年度 14年度 15年度
190百万円 157百万円 141百万円 121百万円 97百万円

植物的特長
 メロンはきゅうりやかぼちゃと同じウリ科の植物。野菜と同じように1年草なのです。雨や湿気を嫌い、太陽の光が大好きです。昼と夜の温度差があった方がよく、平均温度は高い方が実が育つという手のかかる食物。同じウリ科の仲間にスイカ・冬瓜・しろうり・ゆうがお・へちまなども含まれます。

栄養価
 ビタミンB1、ビタミンC、カロチン(ビタミンA)

食べ頃
 一般に果実の下部(尻部)が柔らかくなり、ほのかな香りがたちこめる頃が食べ頃です。食べ頃になるまでは常温で保存し、食べる2〜3時間前に冷蔵庫で冷やすとおいしくいただけます。


保存方法
 丸のまま保存が良いですが、使いかけのものもラップで包んで冷蔵庫へ入れて保存します。ただし、外気温が高いと時間が経つにつれみずみずしさが損なわれるので、できるだけ早く食べ切るようにしましょう。