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| 多角経営から専業経営への移り変わり |
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農業を経営する目標は、生産品による生活の自給自足と、生産物を販売することにある。資金と労働の効率を良くし、生活に余裕をもたらすためには、生産性を高めなければならない、すなわち単位面積(頭、羽数)当たりの収量増加である。年配の農業経営者が「農業は、まず収量をあげることだ」というのは、このようなことを指すのであろう。
戦前戦後を通じ、自給自足を立前とした経営方針のため、多角経営を主体としたものが多く、庭先養鶏、養豚等を含めて経営されたため、収入のバランスは図られたが、研究不足や、手抜きが生じること等があり、満足が得られない面もあった。しかし、近年はビ子ルハウス等の普及利用によって、果莱、花弁等の周年栽培が可能となり、道路網の整備、トラック便の発達により、産地間の競走は益々激しくなってきた。
食生活の変化と、米の安定多収によって、稲の減反政策が強化され、転作問題を含め、専業や、専業者同志が協同して行なう団地式経営が実行にうつされてきた。畜産においても各畜種毎の、単一専業となり、多頭飼育、大型化されるようになった。 |
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「豊橋市南部農協二十年史」より
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