| ■豊橋における「つまもの」栽培の歴史 |
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刺身や野菜サラダ、吸い物など、各種の料理に添え物として使われる野菜類を「つまもの」といい、その種類は、しそ、さんしょ、たで、食用菊、かいわれ、さくら草、まっ菓など約60〜100種にもおよぶという。
東三河地方はそれら「つまもの」の全国有数の産地であり、とくに豊橋市の「しそ」は有名である。
つまものとしての「しそ」は芽じそ、葉じそ、穂じその3種類があるが、豊橋では、主に葉じそ(青じそ、大葉じそ)がつくられる。
近年は、食用菊の生産も盛んになり、しそとともに、全国市町村の中で豊橋市が1位の生産量をあげ、"つまもの生産日本一"となっている。
豊橋温室園芸協同組合には、大葉、穂じそ、菊花、菊葉、かいわれ、さくら草の6部会があり、共同出荷を行って成果をあげている。
青じそ(大葉)の栽培は大正時代から、県下では名古屋近郊で行われていたようだが、昭和37年に豊橋温室園芸組合に導入された。
同組合では、昭和40年代に入ると、しその新鮮度を保つために低温輸送を始めたり、保冷庫の新設、夜間の集荷体制の整備なども行った。大葉じその生産が成功したのは、この地に温室経営という基盤があったことがもっとも大きな理由だが、それに加えて全国のトップを切っての共同出荷の始まり、その集荷体制の確立、輸送施設の整備、そして周年作物としての品種の選別、栽培方法の研究改良が進められたことで、そうした努力がわが国最大のつまものの野菜産地を形成することになったのである。 |
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