柿接ぎ木講習会開かれる

 3月31日、石巻中山町の中山町公民館で、柿部会員ら約100名が出席して、部会主催の柿の高接ぎ講習会が開かれた。これは新品種の柿「早秋(そうしゅう)」への短期間転換を促進するために、早秋の穂木を植わっている柿に接ぎ木する講習会が開かれたもの。
 早秋は、西村早生が渋果であるのに対して完全甘果であり、食味が良く、消費者ニーズを反映した柿と言える。また、豊橋農協管内で栽培されている柿は、西村早生が9月上旬から10月上旬、次郎が10月中旬から11月上旬、富有が11月上旬から11月下旬にかけてそれぞれ収穫されているが、早秋は熟期が早く、9月から10月上旬にかけて収穫されるので、柿全体の収穫作業が平準化され、販売面を有利に進める上で期待されている。



実際に柿の木で説明を受ける
 講習会では、東三河農林水産事務所農業改良普及課より、穂木の採取時期や保存方法、接ぎ木の時期や方法、接ぎ木後の管理方法が説明された。
 説明後は近くの柿圃場へ移動し、実際に柿の枝を切って数種類の接ぎ方を実践した。参加者は真剣に説明者の手元を見詰め、質問をしていた。この講習会により、産地では新品種導入に弾みがついたと考えられる。当面は5ヘクタールの栽培面積を目標に、普及活動をしていく予定だ。